2025-05

仮説と構造

新しいカテゴリは、こうして生まれる

この記事は、自分が既存の分類には当てはめられないことに気付き、新しいカテゴリを形成するためには?という問いから始まった思考の記録です。1. 「分類できない自分」に名前がなかった頃「なんの人ですか?」と聞かれて、答えに詰まったことがある。肩書...
仮説と構造

他者に興味がないのに、なぜ構造を変えようとするのか

この記事は、他者に興味がないわたしがなぜ他者を救う行動をするのかを内省した記録です。1. 感情ではなく構造で世界を見ているわたしは、感情よりも構造で世界を捉えます。人がなぜそう感じるかではなく、なぜそう感じるような環境や仕組みになっているの...
発達と適応

“普通”の拡張と、“変わり者”の拡張

この記事は、わたしが元々、普通の人から外れた変わり者であったことと、変わり者であることを意図的に選択している、“普通”と“変わり者”の境界について思考した記録です。⸻1. “普通”という言葉の輪郭「普通だね」と言われると、どこか安心するよう...
発達と適応

負の思考を遠ざけるための思考について

内省による気付きの記録1. 「思考停止」がもたらす静かな恐怖わたしは、思考が止まっている時間がとても怖いです。その恐怖は、誰かに怒られるとか、何かに失敗するとか、そういう外側からのものではありません。ただ、脳が静かになる瞬間に訪れる、説明の...
仮説と構造

思考が止まらない人間のための、出力構造の再設計

1. ネタ切れは構造的に起こらないわたしは、ネタ切れというものを経験したことがありません。というより、仮に「何も書くことがない」と感じたとしても、その「ないという感覚」がすでに1つの思考テーマになってしまいます。思考が止まらない人間にとって...
仮説と構造

IQでは測れない脳の出力構造──思考出力エンジン仮説

1. IQという物差しでは測れなかったわたしの脳わたしは医療機関で知能指数(IQ)を測定したことがあります。結果はおよそ「平均」。WAISという標準的な検査で出たスコアは、誰にも驚かれない、ごく普通の数値でした。でも、脳内の感覚はまったく違...